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以前、今年6月22日のこと、 この御霊神社本殿まえには茅の輪が設えられていた。 鳥居の外から写生した後、御堂筋へ出て東へ信号を渡り よく立ち寄る老舗画廊の扉を開いた。 店員が3人、額を集めて一枚の色紙ほどの小さな絵を 額から外して別な額に入れ替えている。 その絵を見て、つい声が出た。 「あ、ピカソ」店員は「ええ、ピカソ」 パステルで描かれた古典ギリシャ風の若い男の横顔だ。 サインの横に書かれた西暦の年号はピカソ晩年の作品だと思われる。 一週間ほどしてあのピカソが気になってまたその画廊に寄った。 「あのピカソどうなりました」女店員に尋ねると「嫁入り先が決まりました。 でもまだ、ここにあります。よろしければ・・・・・。」と言ってくれた。 「いやいや、そんな大切なものを・・・・・。」店員が奥へ消えて、 しばらくして画廊主があのピカソを持って現れた。 パステルの素描は迷いのない速度のある美しい線で描かれている。 最近ニューヨークのオークションで手に入れたと説明してくれた。 しばらく幸せな気分でおられた。 ここら辺をクリックしてください。 蟾咳道人のインスタグラムへリンクします。 似顔絵、ペットの絵をお写真から描きます。 ご注文の コメントやメールを お待ちしております。 I draw the picture of your pet and your portrait. We look forward to your order. Please send me comments or mail. どうぞ、Mailはこちらから。 | ||
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