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蟾咳道人反省記(せんがいどうじんはんせいき)
蟾咳道人による半世紀に亘る反省記。蟾咳子、公募展等に応募するが概ね選外に終わる。日暮れて道、遠し。今はただ、ぐずぐず、くどくど、縷々、延々と言うても詮無い繰り言を繰り返す。
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24 November 2024            [PR]  |   |
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shourenin
水彩、掌型スケッチブック、アルシュ紙

 本日も、やはり古い写生帖から見つけたもの。京都、東山山麓に父祖の墓所がある。京阪四条の駅から四条通りを、万屋(通称一力茶屋)、祇園石段下、円山公園の枝垂柳の下をくぐって名物「海老芋と棒鱈」屋、坂本龍馬、中岡慎太郎像、織田有楽斎ゆかりの料亭を過ぎて、吉水草庵、鐘撞き堂までが幼い頃からの墓参の道筋であった。帰り道はいろいろと、寄り道するのだが、一度などは鐘撞き堂から更に「ほーたるのいわや一丁」と云う道しるべのある山道を進んで、将軍塚の展望台まで登ったことがある。午前の日を背に京都の街の俯瞰は美しいものであった。概ねは、粟田口から京都市美術館、国立近代美術館と云うコースか、知恩院新門から白川沿いに辰巳の稲荷近くを通って京阪四条、松葉の鰊蕎で午にするというのがお定まりである。
 知恩院三門の前から、平安神宮の方へ歩いて、青蓮院の大楠を描きました。安井曾太郎も「粟田口風景」で描いていました。

 
 

Madonna seriesはお休み。

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