忍者ブログ
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
最新コメント
[10/03 RaymondRew]
[09/24 RaymondRew]
[08/20 Jessielox]
[08/20 Haroldwhity]
[07/31 Haroldwhity]
プロフィール
HN:
日思庵主人
性別:
非公開
最新トラックバック
バーコード
RSS
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
P R
カウンター
カウンター
アクセス解析
忍者アド
忍者アド
最新トラックバック
蟾咳道人反省記(せんがいどうじんはんせいき)
蟾咳道人による半世紀に亘る反省記。蟾咳子、公募展等に応募するが概ね選外に終わる。日暮れて道、遠し。今はただ、ぐずぐず、くどくど、縷々、延々と言うても詮無い繰り言を繰り返す。
<<   2024   04   >>
 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30 
にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ
にほんブログ村
にほんブログ村 美術ブログ 美術情報へ
にほんブログ村

26 April 2024            [PR]  |   |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 ウフィツィ美術館自画像コレクション展を中之島に来た国立国際美術館に見た。レンブラントのそれは美しい。自己を表現するとは安易な描写を許さないと云うことを思い知らされた。安易な描写とそうでない描写が自己の内で峻別されている。誇らしげな自画像も、気弱な自画像もいずれにせよ描かれる必要の無いものだ。表現に禁欲的である為にはそれに対応した内的生活が日常に必要である。ここで云う「禁欲」とは因襲的通俗的なそれでは無い。レンブラントの自画像には余分な色彩も形象も無い。そこには老いたその年齢の自己と向き合うレンブラント自身が存在するばかりだ。顔の皺、髭、陰影に筆の目が残る。筆致の素早さが伝わる。他人の顔を描く場合。老生が路上で十分ほどの時間で似顔絵を描く場合であっても他者との有言無言の対話を繰り返しながら表現を峻別する。安易な描写を避ける努力をする。不要な線も、過剰な色彩も無い。美術館の受付近くに似顔絵屋が二人いた。自画像コレクションと似顔絵屋と云う取り合わせから思った事。



にほんブログ村 美術ブログ 美術情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 イラストブログ 似顔絵へ
にほんブログ村




拍手[2回]

PR
Name

Title

Mailadress

URL

Font Color
Normal   White
Comment

Password


<<   HOME    34  33  32  31  30  29  28  27  26  25  24   >>
忍者ブログ/[PR]

Template by coconuts